こころと身体のつながり 4
スウェーデン生まれのトゥルービー博士は1500人の赤ん坊のうぶ声を録音し、それをこまかく分析して、その子たちの7年間の成長記録と比較対照するという研究をおこなりました。
その結果、博士は各人のパーソナリティと成長発達のパターンとの関係をあきらかにすることができました。
分析結果を検討した博士は、赤ん坊の最初の呼吸、つまりうぶ声から、その子のパーソナリティ、弱点、健康の度合いなどが予測できると発表したのです。
トゥルービー博十は「うぶ声はすべてを語っている」とのべています。
スウェーデンの研究でもうひとつ紹介しておきたいのは、ストックホルムの6つの病院に入院中の412人の患者についてしらべたものです。
患者はすべて1940年以前に生まれ、1978年から84年のあいだに麻薬中毒、アルコール中毒、自殺のいずれかで死亡した人ばかりでした。
そして研究グループが発見したのは、検査したさまざまなリスクファクター(危険要因)のうち、出生時のトラウマがいちばん顕著だということでした。